fc2ブログ

Yeha Noha

Wishes of Happiness and Prosperity in Melbourne

私の家のお話 〜 forget-me-not 〜 



毎年春になると花と一緒に雑草も鬱蒼と生い茂り私たちを悩ます。雑草の中には可愛い小花を咲かせるものもいて、そのまま毟らずに置いておこうと思うものもある。その中の一つが、水色の小さなお花。fbにアップしたら、キュウリ草か勿忘草か、という話になり、雑草のキュウリ草なら葉を揉むとキュウリの匂いがすると聞いて早速試したら匂いはしなかった。つまり、勿忘草だったという訳だ。

私が現在住んでいる家はかなり昔に建てられた木造のお家。確実に50年以上は経っていると思う。それをあるご夫婦がリノベーションして売りに出したところを私たちが4年前に購入した。オーストラリアでは、素人がボロボロの家を安く購入し、自分たちで安くリノベーションして、それを買値より高い値で売るというのが流行っている。このご夫婦は、市から乞食の家同然だったこの家を安く買い入れて、自分たちは住まずに、リノベーションのみを数年かけて行ったらしい。40年以上も住んでいるご近所さんが沢山いらして、私たちが入居するやいなや、挨拶に来てはこの家の歴史を語ってくれた。この家には以前、お母様と息子さん親子が二人で暮らしていたらしい。お母様は大変活発な女性で、ストリートのクリスマス会を企画したり、いつも積極的に地域活動を行い、草木を愛し、沢山の花を庭にも植えていたのだそうだ。ところが、そのお母様が老衰で亡くなり、息子さんはうつ病を患うようになった。そして、精神不安定な状態で車を運転していて交通事故に遭い身体が不自由になり、仕事もやむなく退職しなければならなくなって、政府から手当てを受けて生活していたのだそうだ。その生活は乞食同然で、ご夫婦が買い取った時は、家の半分には屋根がなく、庭はジャングルと化していて、裏からもお隣からも家が既に木々に埋もれて見えなくなっていたそうだ。余りにも酷い悪臭が周辺を漂うようになり、ご近所の方から市に申し出があり、市がこの男性に幾らかのお金を払い、立ち退きを命じたのだそうだ。そして、市がこの家を売りに出し、例のご夫婦が買い、その後は先に述べた通りである。リノベーションを始めるにあたって大掃除をした際、ここに住んでいた大量のネズミ達が大慌てでご近所に逃げ込み、近所じゅうが大迷惑したとか。。。
ご近所さんの話によると、この男性は、現在全く別の市で結構安定した生活を送っているらしいとのことだった。良かった。何となく、彼はこの家でお母様の亡霊と一緒に過ごしていたのではないかと思う。やる気も何もかもを失った息子を放っておけず、いつもお母様の霊が彷徨っていたのではないか。この家を去ることで、お母様はようやく成仏し彼自身も過去とお母様から解放されたのだろう。

現在も当時のままの木々が少し残っている。リリーピリーや椿。こういう木の下にいくと、お母様の魂のオーラのようなものを感じる。いつも私たちを見守ってくれているとても優しいオーラ。

勿忘草の花言葉は、「真実の愛」、「私を忘れないで」。このお母様からのメッセージなのかもしれない。



FC20151005-IMG_9062.jpg








スポンサーサイト



アロウィン・ガーデン(Alowyn Gardens) 


ビクトリア州ではワイナリーで有名なヤラ・ヴァリーにあるガーデン、アロウィン・ガーデン(Alowyn Gardens)。



FCIMG_1034.jpg



今は、夏の終わりで疲れた緑がぶら下がっている感じだけど、実は春は薄紫色の藤の花が満開になり、上記の場所はとても美しいらしい。


この隣は、トピアリーのお庭になっている。



FCIMG_1031 copy



こじんまりしたガーデンだけど、奥には向日葵畑とアマランスの畑が太陽の陽をサンサンに浴びながら広がっている。残念ながら向日葵はシーズンが終わり全部枯れていた。アマランスの写真も撮ろうと思ったのだけど、あまりにも陽射しが強過ぎたので写真を撮るのを控えた。



ここの庭の特徴として、至るところにパンプキンとヒョウタンが転がっていたり、ぶら下がっていたりで、それがとても面白いと思った。入り口でこんな風にそのパンプキンとヒョウタンが売られていて、少し秋を感じた。



FCIMG_1080 copy2




ワイン・テースティングに疲れたら、気分転換に訪ねたら良いと思う。なかなか可愛いガーデンなので癒しの場所としては最適。秋が深まれば、紅葉も楽しめるようになっている。



下の写真は、グランド・カバーとして家の庭にも欲しいなーと思い撮影。



FCIMG_1069 copy2




因みに、入園料は9.5ドル。決して高くはないと思う。




睡蓮ガーデン 


FCCopy-0087.jpg



メルボルンCBDから東に約1時間半のところにある「Blue Lotus Water Garden」に写真グループの皆と行ってきた。睡蓮と聞いて、モネの絵のような所を思い描いて行ったのだけど、当日はまたまた蒸し暑い日でハエがブンブン。なんかトロピカルな雰囲気のガーデンとなっていた。


こんな感じ


FCIMG_0074.jpg



このトロピカルな天候の中、花びらの先が尖った睡蓮をどのように柔らかなモネの絵の世界のように写真に収めるか....かなり今回は難しく試行錯誤した。大きな敷地内には色とりどりの睡蓮が咲いている。その中から光が少しでも当っている花、形の良い花、色合いが他よりも美しい花、コンポジションがうまくいきそうな場所、いつもより時間をかけ色々吟味しながら歩いて写真を撮った。通常花の写真を撮りにいくと、軽く200枚から300枚撮影となるのだが、この日はテスト写真も含めてたったの100枚。2時間しか歩かなかったのに疲れ切ってしまい、皆とお茶はせずにさっさと近くのカフェでご飯を食べて帰ってきたのだった。



ガーデン内には赤い橋なんてもかかっていて、少しはモネの絵を意識したのかなと思えるような場所もあった。でも、オーストラリアでは何でああいう橋っていうと赤なんだろう。普通のナチュラルな色でも良いと思うのだが。



FCCopy-0167.jpg



上記以外の写真はFlickrでご覧頂けます。




駅まで 



私の住んでいるサバーブは、土地が広いせいか、ガーデニングを趣味としている人が沢山いるので、綺麗なお庭を楽しみながら駅まで行ける。あるお家はフェンスの外にも沢山お花を植えていて、春のせいかミツバチがブンブンと花のあちこちに飛んでは蜜を吸っている。


AIMG_7134 copy



このミツバチの写真をうまく撮ろうと歩み続けてたらお家の入り口まで来てしまい、家のご主人と思われる方が庭掃除している姿が見えたので、「すみません、ちょっとお宅のお花綺麗なので写真撮らしてもらってます。他のも撮っていいですか?」と尋ねると、「えー、もちろん!!好きな所で好きなだけ撮ってちょうだい。」という有難い返事が返ってきた。


AIMG_7126 copy




別の家では、横から見たヘッジ沿いの花がとても可愛かったので何度もフォーカスしながら撮っていたら、家のご主人が車でご帰宅。車から出て来て「ここの花気に入ったか?」と聞いてきたので、「とても可愛かったので、写真撮らせて貰いました。すみません。」というと、嬉しそうな顔をしてニコニコしながら手を振っていた。



AIMG_7142 copy




皆、自分の家のお庭に誇りを持ってるのね、きっと。だから見も知らないアジア人が写真を撮っていても嬉しいんだわ。ちょっとガーデン巡りでもしてみるかな〜。



AIMG_7123 copy